スポーツと受験の共通点
「基礎体力作りや準備運動なんて良いから、練習試合をやりたい」というアマチュアスポーツ選手の心理と、「基礎学力はまだついていないけれど、学校別対策をやって欲しい。」という受験生(保護者)の心理は同じ。どちらも勝てない。

逆転合格の秘訣
「難関校なんて無理」という成績から合格した人もいますし、逆に難関中学を十分に狙える成績でも、その学校を受験しなかった生徒もいるでしょう。勉強して成績が高くなったから難関校を目指すのではなく、難関校を目指したから勉強に意味が生まれて成績が上がると言うのも、一面の心理です。合格するための条件は、「目指してその学校を受けたこと」です。
「無理だ」と決めているラインは、思い込みによる「幻」かもしれません。勝手に自分の可能性にブレーキをかけているのでは?と考える春にしませんか?
※便宜上、難関校という言い方で書いていますが、偏差値的に高い学校をお勧めしているわけではありません。「富士山に登れた人は、登ろうと思った人だけである」ということを伝えたいブログでした。

春の勉強の秘訣5つ
「勉強しよう」ではなく「1時間以内に算数の問題を5問解こう」という具体的な目標があるからこそ、勉強に主体的に取り組むことができます。
「二重目標」を心がけると、自己肯定感の低下を防ぐことができます。二重目標とは、「最低限、達成したい目標」と「達成できたら理想的な目標」の2つです。
自分の成長は、なかなか実感することができません。受験では模試回数が多いため、良かったり悪かったりを繰り返すだけだからです。だから、周り(大人)が成長している部分は意識して指摘してあげようとすることが大事だと思います。
「受験勉強そのものが、社会に出た時に活かせるもの」だという刷り込みは、子どもたちのやる気につながります。
早期の塾通いの弊害は、「勉強とは教室で机にテキストを開いて行うものだ」という勘違いを生むことです。子供を買い物に連れていき、野菜の名前や産地、旬の時期などを話していくことも大事な勉強です。そして、そういう問題を意識的に出題する学校もあります。

コメント