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中学受験と大学受験の違い

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中学受験と大学受験の違い

子どもを横から見ていて、中学受験と大学受験で違うなと思った点について述べてみたいと思います。

<受験の位置づけ>

中学受験は、子どもの将来を見据えた教育環境の選択という意味合いが強く、家庭の教育方針や価値観が出やすいと思います。

これに対し、大学受験の方は本人の志望と適性、将来計画が中心。

将来どんな職業をイメージするかとか専門分野の学びに直結する感じで、親は進路の相談役と経済的サポートに徹しています。

<主体性>

中学受験では、受験生は小学生なので、自己管理能力が未発達で、学習計画、課題の取捨選択、スケジュール管理は子どもだけで行うのは難しく、かなりの程度親が関与していました。

これに対し、大学受験では、高校生なので親は細かい学習指示はせず、環境づくりやメンタルサポートが主になっています。

(中学受験だとこうはいかない)

親が下手に口を出すと逆効果です。

<勉強内容>

中学受験は、小学校で習わない高度かつ広範な内容で、関東では4科目が標準。

各科目の範囲は大体決まっていますが、小学生が解くには難度が高く、応用力・思考力が問われます。

大学受験では、高校課程の全範囲ですが、大学及び学部ごとに試験科目が異なり、自分の得意な科目にフォーカスした受験戦略を取ることが可能です(数学のない入試を選択すれば数学はやらなくてよい)。

<メンタル面>

中学受験では、本人に精神的未熟さが残るので、親のサポートや声がけが欠かせません。

但し、親子間で遠慮がなくなり感情がヒートアップしやすいので、距離感を誤ると親子関係のヒビが入るリスクがあります。

大学受験では本人の意思決定力が高まり、自己責任の色が濃くなるので、親の方は基本的に見守る姿勢を取ることが基本。

親からすると、中学受験は「親子のプロジェクト」のような感じがありましたが、大学受験は本人次第で、親は後方支援に徹しているのが大きく違うと感じます。

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