茨城県立中学校の適性検査と令和6年度入試結果

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勝田中等教育学校

➀茨城県立中学校の合否判定                                                  

適性検査     調査書     グループ面接                             (筆記試験)                                                   200点 +     計50点   = 250点

調査書  小5+小6の10月末までの成績                              

     4教科+総合的な学習・特別活動 

     ※資格・賞の記入欄なし                                      

グループ面接 適性検査当日の午後、学校ごとに独自のテーマで実施されます。

➁令和6年度茨城県立中学校の倍率速報                                           

学校名募集定員受験者(男)受験者(女)受験者(計)合格者(男)合格者(女)合格者(計)倍率昨年比増減
水戸一801491593084040803.850.27
日立一80951092044040802.55▲0.24
勝田中等120677614360601201.19▲0.23
土浦一80971392364040802.950.04
太田一401935542020401.350.12
鉾田一404354972020402.430.40
下館一403448822020402.05▲0.08
竜ケ崎一4081741552020403.880.28
鹿島402943722020401.80▲0.50
下妻一4054461002020402.50▲0.18
水海道一4083871702020404.250.07
並木中等16028026754780801603.420.19
古河中等1208510519060601201.58▲0.25

➂令和6年度茨城県立中学校の合格ライン

合格最低点よりも不合格最高点の方が高いケースがたくさんあります!                            ⇔面接や調査書での逆転が可能です!!

合格最低点(男)合格最低点(女)不合格最高点(男)不合格最高点(女)
水戸一131132159130
日立一109113119117
勝田中等30491740
並木中等133123142135
古河中等60467878
土浦一127136131133
太田一2562・・・53
鉾田一657910778
下館一71757087
竜ケ崎一118111115103
鹿島60664466
下妻一91889887
水海道一10910798109

④令和6年度の茨城県立中学校の「適性検査問題」                                        令和4年度以降、記号選択問題が中心の出題に変化しましたが、徐々に記述問題が復活してきました。また、会話文には条件が書かれていることが多く、読み飛ばしは厳禁です。

算数 ・規則性、・場合の数、・平面図形、・立体図形など、適性検査でよく出題される問題が出ています。 また、記述問題の出題が復活しました。令和5年度とくらべて難しくなりました。                                          〘説明記述〙に注意!!                                   今年はプラス1問の可能性が大きいと言われています。この問題の回答では、「主語」がない記述にしないことがポイントです。

※「説明記述」=解けた解けなかったではなく、相手にどう解いたかを説明します。

(問題の抜粋)・・・・また、あおいさんの考えの中の下線部「900」はどのように求めたのか?言葉や数、式などを使って説明しなさい。                                     

あおいさんの考え(水そうに入れる水の量)    )=11700                           Aの水そうの容積から条件に合うように水の量を減らせばよいので、              14400ー(1800+900)=11700 

茨城県教育委員会発表の模範解答 約150字                                               おじいさんの家の水そうに小石と水草を入れると                                          水そうの底から水面までの高さが1cm高くなるので                         その分の水の量を求めると                                      30×60×1=1800で、1800(㎤)  あおいさんは、Aの水そうに入れる小石と水草を                                    ちょうど半分にするので、その分の水の量を求めると                              1800÷2=900で、900(㎤)               表現力が必要となります!!

要注意な解答例(満点にならない)                                         30×60×1=1800より、1800㎤                                       その後、1800÷2をすると、900㎤になるから。     △                                                  

理科 教科書ベースの出題です。発展やコラムからの出題もあります。記述問題は教科書の内容で難易度も低めです。他の問題で難しいものや、算数的な割合や単位変換もありますので勉強が必要です。

令和6年度「適性検査Ⅰ」                                                   大問3   問題2                                      下線部a「葉の気孔から水が水蒸気として出ていく」のことを何というのか、最も適切なものを、ア~オから1つ選んで、その記号を書きなさい。また、緑のカーテンのほうが、すだれよりも室内の温度が上がらない理由を、会話文中の□に入るように、15字以内で書きなさい。

ゆうか:すだれも同じように日差しを防いでいるのに、どうして緑のカーテンのほうが室内の温度が上  がらないんだろう?                                                              けんた:それはツルレイシが日差しを防ぐだけじゃなくて、葉から水を出しているからじゃないかな?ゆうか:それはどういうことかな?                                                  けんた:葉の気孔から水が水蒸気として出ていくときに、□からだよ。 

※この気化熱は中学校で習う内容ですが、たまたま茨城県で採用している「大日本図書」の教科書の発展というコラムに記載されていたために出題されることになりました。                                   これは2つの偶然が重なり出題できたと言えます。                       ①教科書の発展と書かれたコラムに記載があったこと。                         ②茨城県内の採択教科書がたまたま「大日本図書」で統一されていたこと。

                               

国語 令和5年度に続き、文章読解問題が出題されました。記号選択中心という制約の中で、「文章を読んで要点をつかむ力」「伝わりやすい表現をする力」と問う問題の練習をしましょう。

社会 令和5年度と比べてやや難しくなりました。読む分量や資料の量が多かったです。歴史・公民の知識で得点を狙うなら教科書で太字のところ以外の対策も必要ですが、まずは太字を優先して勉強しましょう。

令和6年度「適性検査Ⅱ」の注目問題                               大問1                                                   問題2 ・・・・・・けいこさんは、茨城県産の「ある野菜」に着目し、インターネットから資料2~4を見つけました。さらにインターネットで調べたものを付け加え、それらを[メモ]にまとめました。「ある野菜」にあてはまるものを資料2から1つ選んで、その野菜の名前を書きなさい。 また、資料4あ~うにあてはまる県の組み合わせとして最も適切なものを、下のア~カから1つ選んで、その記号を書きなさい。

【メモ】<ある野菜の説明> 1)茨城県からは1年を通して東京都中央卸売市場に出荷される。 2)茨城県では、2022年9月から10月にかけて2023年2月から6月にかけての・・・・出荷量が前の年よりも増えている。 3)ビニールハウスを使うことで、冬でも生産できる。あたたかい気候の土地では、燃料にかかる費用を少なくすることができる。 4)あたたかい地方からの出荷には運送費が多くかかるが、東京に近い県の出荷量が減少する冬は、あたたかい地方からの出荷量が多くなる。 読解力  4教科の知識                                                                                                                            

※理科・社会は教科書から出ます。教科書の説明がそのまま引用されます。理科は4年生から6年生の実験・観察が出ます。

※社会は茨城県全体としても、「大日本図書」しか使われていないので、必ず学校の教科書から出ます。

理科は5年生までは「大日本図書」で全県共通なのですが、6年生のみ「大日本図書」と「東京書籍」の小学校があります。よって、6年生は出しにくいので、今年までは5年生のものまでが出る可能性の方が高いです。出るとしたら2つの教科書の共通のものとなります。

まとめ

茨城県は全体的に見て、比較的倍率は安定していると言えます。但し、少子化の影響による「倍率低下の影響」を他県と比較して受けやすい状況にあります。

「知識・解き方を知っているか、いないのか?」ではなく、「その場で解き方を考えて答える力」が問われます。

読解力(情報を整理する力)は科目を問わず重要です。特に、茨城県は会話文から条件を読み取らせる問題が多いです。

理社は教科書の知識も必要です。発展的な内容・コラムを読むことも重要です。表やグラフの資料にも慣れておく必要があります。

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